CHEST

睡眠時無呼吸症候群

治療について
その他の治療方法

マウスピース(口腔内装置)による治療

就寝時に口腔内に装着するマウスピースです。専門の歯科医師がオーダーメイドで作製します。
主に軽症・中等症の閉塞型SASに適用されます。

外科的手術による治療

  • 口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP:Uvulo Palato Pharyngo Plasty)

    口蓋垂、口蓋扁桃、軟口蓋の一部を切除して、気道を広げる手術です。レーザーを使った口蓋垂切除などもあります。

  • 口蓋扁桃摘出手術/
    アデノイド切除術

    小児の閉塞型SASの原因のほとんどは口蓋扁桃肥大とアデノイド増殖症によるので、手術治療により非常によく改善します。成人の閉塞性SASにもこの術式を採用する場合があります。

  • その他

    鼻中隔矯正術、舌正中切除術や上顎骨・下顎骨切離前方転位術などがあります。

生活習慣の改善
  • 減量

    肥満のSAS患者様の無呼吸は、減量により改善することがあります。

  • 飲酒と睡眠薬

    アルコール、睡眠薬は上気道を狭くするために、ますます無呼吸を悪化させます。就寝前の飲酒や睡眠薬の服用はできるだけ控えたほうが良いでしょう。(睡眠薬の服用に関しては、医療機関にご相談ください)

  • 睡眠中の体位

    仰向けで寝ると重力の影響で気道が狭くなり、気道閉塞が起こりやすくなります。横向きに寝ることによって症状が軽くなることがあります。

  • 禁煙

    タバコの煙に含まれる毒性のある化学物質により、喉や気道の炎症と腫れが発生し、それがいびきや無呼吸の一因になる場合があります。禁煙しましょう。

睡眠評価装置及び治療器・サービスに
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